立秋を過ぎても蒸し暑く、汗が止まらない日が続きます。
今回は体の不調にも関係する水分摂取についてのお話です。

人が一度に摂取できる水分量は200ml~250mlまでと言われており、
それ以上は吸収されず汗や尿として体外に排出されてしまいます。
そのため、短い休憩で一度に500mlのペットボトルを飲んだとしても、
しっかりと体に吸収されるのは半分以下ということになります。

   

また、塩分補給を謳っている飲み物の中には、塩分補給を主としており水分補給には向いていないものもあります。
結果的に体内では水分が足りず塩分や糖分が濃くなってしまい、常飲していると生活習慣病や血糖値の急上昇等の弊害が起こる可能性があるので注意が必要です。
基本的に水や麦茶以外の水分は、水分摂取としてあまり効果的ではないと考えておいた方が良さそうです。
空調服やネッククーラー等熱中症対策グッズを利用し、こまめな水分補給を心掛けてこの酷暑を乗り切りましょう。